射水市保育士会会員研修会を開催しました
日時:2016年8月27日(土)9:30~11:00
会場:アルビス小杉総合体育センター
内容:幼児期の感性を育む造形活動のあり方
臨床美術体験:アナログフロッタージュ
講師:富山福祉短期大学 学長 北澤 晃
参加者:射水市保育士会会員 100名
2016年8月27日(土)アルビス小杉総合体育センターにて、射水市保育士会会員研修会を開催しました。
最初に北澤晃学長による「幼児期の感性を育む造形活動のあり方」のお話があり、子ども達が制作した臨床美術の作品の紹介や右脳を活性化する臨床美術の説明、芸術保育の基本姿勢などを説明された後、臨床美術を体験していただきました。
保育士を対象とした今回の研修会では子供向けの臨床美術アートプログラム「アナログフロッタージュ」を制作しました。
「まずは材料のタコ糸と友達になりましょう」と北澤学長の声がけで、タコ糸を床まで垂らしてタコ糸の長さと子ども達の身長を比べるように確認したり、ガーゼの柔らかく優しい質感を撫でて感じてから制作に取りかかります。
ガーゼの上に描くとどんな描き心地なんだろう、新しい体験に皆さんのワクワク感が伝わってきます。タコ糸の線の上をなぞるとくっきりとした線で形が浮き上がり、その形の中にも色を塗っていきます。画用紙に描く感覚とは違い、ガーゼの優しい質感を楽しみながら色を重ねていきます。淡くふわっと描かれた面やぐっと力を入れて塗りこむ面、色を重ね指で擦って混色した面など、画面の中にいろいろな表情が生まれます。個性に溢れた作品が完成しました。
参加された方からは、「ガーゼに描く感触が面白かった」「夢中になって制作できた」「子ども達にも臨床美術を体験させたい」など感想をいただきました。
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