とやま臨床美術の会 『2017年度 第2回 試作会』を行いました

日時:2017年9月9日(土)13:30~15:30
会場:富山福祉短期大学 4号館 2F造形室
プログラム:ブドウを描く
対象者:【とやま臨床美術の会】会員
ファシリテーター:浦本 有里・渡邉 恭子
参加者:19名
参加費:1,000円

2017年9月9日(土)富山福祉短期大学 4号館造形室にて、2017年度 第2回 試作会『ブドウを描く』を行いました。

今回は各自でモチーフの葡萄を持参しました。プログラム記載の葡萄は時期的に若干早かったのですが、露地物で雰囲気の似ている葡萄をスーパーやJAなどで探してきた事など、始まる前から葡萄の話題になりました。 それぞれ持ち寄った葡萄を味わうと品種によって味や香りが随分と違う事を実感しました。
五感で葡萄を感じてから、みずみずしさや味や香りを水彩絵の具の透明感とオイルパステルの色彩で表現しました。水彩絵の具のにじみで空気感や葡萄の色をじんわりと広げていき、乾かないうちに粒や枝をスクラッチするとそれぞれの葡萄が姿を現してきます。 オイルパステルで粒や枝、粒と粒の隙間に色を加え水彩絵の具と馴染ませると葡萄の立体感が増していき、鉛筆やパステルで強調したい部分に加筆して作品が完成しました。
仕上がった作品は、それぞれに秋の風が吹き、芳醇な味わいや爽やかな香りを放つ葡萄となりました。



 

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